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大臣シリーズ 導入事例

『販売大臣』とPOSレジ連携で労働時間を短縮
酒税報告をはじめとした業務全体がスムーズに

札幌ワインマーケット株式会社 (北海道札幌市)

札幌ワインマーケットは、フランスをはじめとした世界のワインや食材を販売するワインショップです。
『販売大臣』の柔軟な機能や、POSレジ『BCPOS』との連動で実現した販売業務の効率化・労働時間の短縮について、代表取締役である中野氏に伺いました。

概要

名称
札幌ワインマーケット株式会社
所在地
北海道札幌市中央区南2条西23丁目2-17
代表者
中野 めぐみ
設立
2010年12月(2011年4月開業)
事業内容
ワイン・食材・グラス等の小売・卸販売
URL
http://sapporo-winemarket.blogspot.com/

システム

システム構成
システム構成図
  • 酒類別の集計や容量が登録が可能で、酒税報告書の作成が効率的になった
  • 『販売大臣』とPOSレジが直接連動しているので入力・集計作業が大幅に省力化できた
  • 入力画面のカスタマイズや欲しい情報の一覧出力ができるようになり、業務全体がスムーズになった

ソムリエ選りすぐりのワインがずらり。地元客に愛される専門店

緑豊かで閑静な住宅地や、落ち着いた雰囲気の飲食店。札幌市内の人気エリア・円山に店を構える札幌ワインマーケットには、1,000品目を超えるワインが並びます。

「セラー内の約8割が、銘醸地が多いフランスのワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンやピノ・ノワール、シャルドネなど、国際的な人気品種のほとんどがフランス原産で、産地ごとの個性もあって多種多様なんです。」(中野氏)

一般客のほか、飲食店への卸販売も行い、商品はソムリエである中野氏が自ら試飲してセレクト。ワイン愛好家から熱い支持と信頼を集め、リピーターも多いそう。2020年から続くコロナ禍では、同店での需要にも変化がありました。

「外出自粛の影響で自宅でゆっくりワインを楽しむお客様が増えて、小売売上は前年度より伸びました。」(中野氏)

品質にこだわったワインを拡大・多様化するニーズに合わせて提供

日本におけるワインの消費量は、平成30年余りの期間で3倍以上に増加したと言われています。何度かのワインブームを経て、今では『レストランで贅沢に』から『自宅でちょっと一杯』まで、様々なシチュエーションで楽しむ事ができます。

「寿司店からのご注文も多くいただくようになりました。和食に合う白ワインやシャンパンは、日本酒に負けないぐらいの需要がありますね。当店では、本格的なワインはもちろん、気軽に飲めるワインを求めて来られるお客様もたくさんいらっしゃいます。『安くておいしい』『優良生産者』『高級ワイン』など、様々なニーズに応えられるワインを網羅しています。」(中野氏)

そして、酒類の中でも特にデリケートなワイン。いつも状態の良いワインを提供するために、その保管環境の整備は極めて重要です。

「お店の開業時、ワインセラーの設備には特にこだわりました。ワインの保管で最も大事なのは、温度と湿度を一定に保つことです。少しでも変化があると味や香りに影響が出て、信頼も損ねてしまいます。当店では常にセラー内の温度・湿度を自動管理し、ワインにとって一番最適な環境を実現しています。」(中野氏)

『販売大臣』で効率的な酒税報告。労働時間の短縮につながる

同店の販売管理で使用していたスクラッチシステムは機能を抑えた簡潔なつくりでしたが、不具合が多く、度重なる改修でかえって操作が複雑になっていました。喫緊の課題となっていた通常業務の遅延や残業をなくすため、『販売大臣』の導入を決断しました。

「酒類販売業への導入実績も多いと聞き、うちでも使いやすそうだと感じました。ワインの品名が長いので、充分な文字数を入力できるかどうかもけっこう大事ですね。酒類別の集計ができるので、提出が義務づけられている酒税報告書の作成を簡単に行えるようになりました。」(中野氏)

商品マスターで、酒類や容量(リットル)の登録が可能。棚卸・仕入・売上容量が自動で計算され、酒税報告書に必要な情報を集計できます。

伝票入力画面の詳細な項目設定や、請求時の消費税額の自動計算機能も能率アップに貢献。システムに取られていた時間が格段に減り、労働時間が短縮されました。

『BCPOS』との連動・一覧表の活用で業務全体がスムーズに

システム構成

酒類数量報告書(月報作成例) - クリックで拡大

同時に、株式会社ビジコムのPOSレジ『BCPOS』を導入。売上や商品マスタなどのデータが直接連動し、入力作業が省力化されます。

「レジで入力したデータは連動して『販売大臣』に反映されます。USBなどで物理的にデータを移していた、旧システム時代の負担もありません。日々の締め作業がとてもスピーディーになりました。」(中野氏)

一目で分かる伝票・請求の一覧表や、詳細な条件絞り込み機能も重宝されています。

「得意先ごとの販売履歴を、期間や商品名などで絞って一覧で確認できるので便利です。『前に頼んだワインが欲しい』など、色んな形のご注文・問い合わせに対応するために、大切な機能なんです。」(中野氏)

随所で負担が軽減され、結果的に販売管理全体が効率化。毎日の通常業務をスムーズに行える環境になりました。

『販売大臣』への理解を深め活用の幅を広げていきたい

2021年4月で開店10周年を迎える札幌ワインマーケット。これからも顧客に愛される店としてのスムーズな販売業務のため、『販売大臣』をより理解していく必要があると中野氏は話します。

「まだまだ使いこなせていない機能が多いです。特に在庫管理はシステム化できておらず、目視や手作業で処理している状態です。『販売大臣』を活用して、棚卸入力などの作業をもっと楽にしたいと考えています。」(中野氏)

※この導入事例の記載内容は取材時(2021年1月)のものです。
※文中の社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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