カスタムERP 大臣エンタープライズ

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成功事例

MHCリユースサービス株式会社
MHCリユースサービス株式会社
ロゴ

株式会社ユニオンシンク

  • 所在地:大阪府大阪市中央区南船場4-11-28 JPR心斎橋ウエスト5F
  • 代表者:西谷 洋志
  • 創立:1974年6月
  • 従業員数:178名
  • 資本金:1億円
  • 事業内容:クラウドサービスの開発・提供、パッケージソフトの開発・販売・導入、システムのコンサルテーション/設計/開発/保守サービス、ソリューション提案による中堅・中小企業ビジネス
  • https://www.utc-net.co.jp/

ワークフローシステムとの連携で強力な内部統制を実現
承認→自動起票で業務効率が向上

株式会社ユニオンシンクが提供するワークフローシステム『業務デザイナー』は、『大臣エンタープライズ販売管理』とシームレスに連携し、受発注時の申請・承認を可能にします。
承認後は自動で起票されるため、双方での個別操作は不要。1つのシステムを操作する感覚で、シームレスに利用できるワンストップソリューションです。
スピーディーな決裁と、内部統制の強化を実現するこのソリューションをどのように業務に活かせるか、株式会社ユニオンシンク EUソリューション課の福田氏、管理部の米倉氏/仲島氏に伺いました。

  • 販売管理×ワークフローで強力な内部統制を実現
  • 承認→自動起票で業務効率が向上
  • サブスクリプションなどの定期的な受注・売上登録を自動化

ワークフロー機能で内部統制を強化。承認→自動起票で業務効率が向上

業務フロー図

※ クリック拡大

『業務デザイナー』側で専用の起票画面を用意しており、その画面から受発注情報を入力して申請すると、承認者に申請が届きます。承認されると申請時の受発注データが『大臣エンタープライズ販売管理』に流れ、自動で伝票が作成される仕組みです。受発注だけでなく、見積承認や、新規取引先との契約の承認も行えます。さらに、売上予定日・仕入予定日になると起票のためのフローが自動で動作します。もちろん手動での起票も可能です。

「申請・承認作業はWebブラウザ上で完結するため、外出先からも操作できますし、進捗状況が一目瞭然。承認者のグループや通知設定、その都度申請経路を変えるなど、お客様側で自由に設定いただけます。」(福田氏)

伝票を差し戻したい場合は、どのステップまで差し戻すか選択できるほか、伝票を削除したい場合は、『大臣エンタープライズ販売管理』の伝票画面からも承認をキックできる仕組みです。差戻理由や削除などのログは『業務デザイナー』に保存されます。さらにWebAPI設計を行い、重複した伝票があると上書きするかどうかのダイアログを表示させることで多重起票を防止しています。

「前月の伝票と比較して、同じ内容であれば自動承認し、異なっていれば新規承認してから『大臣エンタープライズ販売管理』に流すといった制御も可能です。」(福田氏)

サブスクリプションなどの定期的な受注・売上登録を自動化できる

インタビュー人物

左から
管理部 部長 米倉氏、リーダー 仲島氏

サブスクリプションや保守更新といった定期的な売上の請求業務も効率化できます。

「サブスクリプションなどは、契約日がサービス開始日より前になります。そのため、『業務デザイナー』から開始日などの詳細をエントリーしておいて、開始月になると自動で売上伝票が起票され『大臣エンタープライズ販売管理』に流れる仕組みです。契約情報の入力には、『大臣エンタープライズ販売管理』の汎用項目を活用しています。」(福田氏)

自動承認によって、サブスクリプションを1件ずつ承認する負担をなくせるのはもちろん、きちんと統制もできるのがポイントです。

「サブスクリプションや保守契約のように定期的に同じ金額で受注・売上を処理する取引では、『業務デザイナー』の設定で承認フローの自動化を行いました。例えば、年間保守契約を毎月繰り返して請求する場合、請求タイミングが来ると基本的な部分は自動承認・計上され、必要な部分のみ承認者へ確認を促すフローを構築しています。承認後は『大臣エンタープライズ販売管理』で起票されます。」(米倉氏)

「今までは、複数のシステムごとに入力と出力を行なっていたのですが、ミスや漏れが生じたりと結構な時間を取られていました。連携によって統制がとれるようになったことで、お客様へ早く請求書を届けられ、現場では心理的な負担を減らすことができています。また、作業に時間を取られていた部分が削減されたことにより、内容の確認や分析などの重要なことに時間を割けるようになりました。」(仲島氏)

ノーコード/ローコード開発で柔軟にカスタマイズできた

以前に運用していた生産管理システムでは、ソースコードをがっつり編集してカスタマイズしていたため、不整合が起こる事もありました。『大臣エンタープライズ』は標準の汎用項目やAPIが用意されているので、多くがノーコード/ローコードでカスタマイズできました。

『業務デザイナー』の汎用性は高く、『大臣エンタープライズ販売管理』だけでなく『大臣エンタープライズ会計』の仕訳データのほか、大臣NXシリーズ、外部の経費精算や請求システムとも連携できます。

「自社でもこの承認フローをフル活用しており、稟議書や備品の購入から社員の入社時のアカウント申請など入社手続きのすべてを行っています。現在、社内には承認権限をもつ人間が15名ほどいますが、システム上での承認が習慣化されることで、メールや電話で連絡する手間もなくなりました。」(福田氏)


幅広い業務で利用可能
今後も大臣エンタープライズとのより良いITソリューションをご提案

『大臣エンタープライズ販売管理』とワークフローシステム『業務デザイナー』によるソリューションは、幅広い業種のお客様にご利用いただけます。

時代とともに、サブスクリプションの売上計上に関するご要望も増えており、ニーズの高まりを実感しています。

「『大臣エンタープライズ販売管理』と『業務デザイナー』によるソリューションを実現したことで日次業務がさらに効率化され、また月末月初の月次処理の作業時間も短縮、事務処理のコストダウンが実現できました。今後は弊社が構築した連携APIを用いて、『業務デザイナー』に限らず他システムからの『大臣エンタープライズ販売管理』への連携ソリューションを強化し、日々変化する市場のニーズにお応えできる仕組み作りをしてまいります。」(福田氏)

※本事例の記載内容は取材時(2024年4月)のものです。
※文中の社名・製品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。