就業・勤怠管理ソフト 就業大臣NX
『働き方改革を推進するための法律改正案』に盛り込まれた「時間外労働の上限規制」や「勤務間インターバル制度」。
働き方改革をサポートする就業大臣の新機能をご紹介します。
アラート機能で、長時間労働の兆候を早期発見
勤怠管理で注意すべき事項が発生した時点で、業務担当者や社員本人、上長に通知を行うアラート(警告)機能を搭載。長時間労働・過重労働の兆候を早期に発見し、対策に役立てられます。アラートは2種類、計99件まで設定できます。
時間外労働超過アラート
残業時間が設定した時間数を超過した場合に警告します。複数月の合計や連続した期間に対する警告設定も可能。労働基準法に則したアラート設定も作成できます。
(例)残業時間月45時間超過、年360時間超過、2か月連続月45時間超過等
アラート帳票画面
アラート時間数の複数設定も可能
単月の場合、1か月の勤怠期間を任意の日数で区切り、各日数の期間ごとにアラート時間数を設定できます。
時間数設定画面(単月の場合)
未出社アラート
設定時刻に未出社の社員がいた場合に警告します。
(例)9:00に未出社
未出社集計画面
アラート通知機能
メール/タイムレコーダー(多機能レコーダー)/大臣メッセージで発生を通知できます。
通知対象者ごとの通知方法
業務担当者 | 大臣メッセージ |
---|---|
上長(アラート通知者) | メール ※アラートが発生している社員の一覧(名前や集計期間、残業時間など)が送られます |
社員本人 | メール、タイムレコーダー |
業務担当者への通知
指定時刻に自動で集計を行い、大臣メッセージで通知します。
就業大臣を起動していない場合や、就業大臣をインストールしていない環境でも通知を受け取ることができます。
大臣メッセージ画面例
上長(アラート通知者)へのメール
社員ごとにあらかじめ設定したアラート通知者に対して、アラート情報が送られます。メール件名・本文はアラート設定で変更可能です。
上長(アラート通知者)向けの文章作成画面・メール画面例
社員本人へのメール、タイムレコーダーでの通知
社員本人へは本人の情報のみが送信されます。メール件名・本文や、タイムレコーダーのメッセージはアラート設定で変更可能です。
社員本人向けの文章作成画面・メール画面例
タイムレコーダー画面例
勤務間インターバルに対応
勤務後に一定の休息時間を設け、労働者の生活時間や睡眠時間を確保するための「勤務間インターバル制度」。
就業大臣は、この勤務間インターバル時間数や、インターバルを確保できなかった場合の不足時間数の勤務日、月次での計算に対応。勤務間インターバルの管理帳票の作成も行えます。実績の管理だけでなく、インターバル時間数を確保できているかを確認しながらのスケジュール登録が可能です。
給与大臣をご利用の場合、これらの情報を連携して給与計算に利用できます。
「勤務データ入力」で勤務間インターバルを計算
社員ごとに設定された勤務間インターバル設定から「インターバル時間」「インターバル規程時間」「インターバル不足時間」を算出します。インターバル関連の時間数は「月次締処理」で1か月分の不足時間数や不足した回数などの合計を算出したり、「帳票設計」で出力項目や条件項目として利用できます。
スケジュール作成時にインターバル時間を計算
「スケジュール登録」では、勤務区分や事由設定時にインターバル時間を計算して表示を行えます。各日の右下にインターバル時間を表示し、社員に設定された休息時間数を満たさない場合は赤色の文字で警告表示します。
勤務間インターバルの管理帳票も作成可能
管理帳票の作成にインターバル関連項目を使用可能で、条件も自由に設定できます。
(例)指定された期間にインターバル不足回数が1回以上の社員を集計する帳票