社会福祉法人向け会計システム 福祉大臣NX
社会福祉充実残額、財務諸表等電子開示システムをサポート!
社会福祉法人向け会計システム「福祉大臣NX」がさらに機能アップ。社会福祉充実残額のシミュレーション機能を搭載したほか、WAM NETの財務諸表等電子開示システム用ファイル出力に対応しました。
社会福祉充実残額シミュレーション対応
平成28年3月31日に「社会福祉法等の一部を改正する法律」が公布されました。毎会計年度末に活用可能な財産と控除対象財産を比較し、活用可能な財産の方が多い場合にはその差額(社会福祉充実残額)について社会福祉充実計画を作成する必要があります。
福祉大臣では、この「社会福祉充実残額」のシミュレーションを行える機能を搭載します。
※福祉大臣での計算結果を印刷したものを提出することはできません。「財務諸表等電子開示システム」または「厚生労働省からダウンロードした算定シート」への記載が必要です。
資産登録/財産目録/財産目録(シミュレーション)
資産登録において、「住所」「使用目的」「控除対象かどうか」などの詳細情報を登録できるようになります。
この情報は、財産目録で資産取得を行った際に転記されます。
社会福祉充実残額シミュレーション
実績値から計算し、決算期に最終的な金額確認を行う「0:財産目録」に加え、指定期間+残期間予想額+調整額をもとに5パターンのシミュレーションを行えます。
残期間予想額
期首〜10月までを指定した場合、残りの11月〜3月までの金額を別途算出します。
将来の建替費用入力
将来の建替費用の情報を入力できます。財産目録/財産目録(シミュレーション)から転記できるほか、建設時延べ床面積などの情報は、資産登録からの転記も可能です。
調整額
種類別入力:種別・用途を入力して、簡易的に調整額を登録できます。例えば「固定資産取得(建物)」を選択した場合、「借方:建物」「貸方:現金」の仕訳が生成されたとして計算を行います。
科目別入力:全ての科目を詳細に入力できます。
財務諸表等電子開示システム対応CSV出力機能追加!
平成28年度より運用開始された新たな財務諸表の提出手段、福祉医療機構WAM NET(ワムネット)の「社会福祉法人の財務諸表等電子開示システム」への決算書の受入に対応しています。
サービス区分コード登録
[財務諸表等電子開示システム 現況報告書]で登録した事業所ごとにサービス区分コードを設定します。
正式名登録
サービス区分登録/事業・拠点登録/合算事業グループ登録において、財務諸表等電子開示システム出力用として新たに「正式名登録」として全角40文字までの登録が可能になりました。
電子開示システム出力
出力する「拠点」を選択し、以下の6種類の受入用ファイルを作成します。
- ・貸借対照表
- ・事業活動計算書
- ・資金収支計算書
- ・貸借対照表 補足情報
- ・事業活動計算書 補足情報
- ・資金収支計算書 補足情報
財務諸表等電子開示システムへの取り込み
出力したCSVファイルより、大臣の決算書の金額をそのまま「財務諸表等入力シート」に取り込みます。
※「科目」「財産目録」は受入できません。