給与計算システム 給与大臣NX
ミスの許されない給与・年末調整の計算を、より正確でカンタンに! 抜群の操作性で給与計算、年次処理の業務を効率化します。
わずらわしい給与手当の計算も、あらかじめ計算式を登録するだけで、より正確な給与計算が可能! さらに、スムーズな年末調整も実現します。
さまざまな先進機能をはじめ、経営戦略に欠かせない業務の効率化を根本から支える、次世代の給与計算システムです。
給与大臣NXの特長
マイナンバー制度に対応!
個人番号の安全な管理、収集・登録、目的に応じた利用、確実な廃棄まで、マイナンバー制度をトータルでサポートします。
マイナンバーへの対応についてはこちら[大臣シリーズのマイナンバー対応]
近年のめまぐるしい法改正にもスピード対応!
税制改正や社会保険制度改正にもすばやく対応し、プログラム更新を行っています。最新情報提供や各種セミナーも定期的に開催し、常に安心して給与計算のシステムをご利用いただけます。
勤怠項目入力だけで、支給控除項目は自動計算
給与明細書そのままの入力画面に勤怠項目を入力するだけで、支給控除項目は自動計算。登録された計算式から結果を表示します。出力帳票の種類も豊富に揃っています。
使いやすい! わかりやすい!
大きくシンプルな画面表示と、マウスとキーボードで直感的に使えるインターフェースを採用しています。日常業務の大半を占めるデータ入力部分は極限まで簡素化し、初心者には親しみやすく、熟練者には高速・快適な操作性を提供するデザインを両立しました。
就業・人事管理、財務会計とシームレスに連動
『就業大臣』と社員・勤怠情報を、『人事大臣』とは社員・実績・年収などで連動し、シームレスな就業・給与・人事管理環境を提供。
『大蔵・福祉・公益・医療大臣』の財務会計シリーズとは給与データを転送して仕訳を自動作成。
『建設大臣』とは社員・出面日報・総支給額なども連動し、基幹業務をトータルでサポートします。
機能紹介
各機能のタブをクリックすると表示を切り替えます。(全て表示する)
- 導入
- 日常業務
- 社会保険
- 労働保険
- 年末調整
- 有給休暇
- その他機能
- 帳票
- 導入・セキュリティ
任意区分登録
所属・役職のほか、任意の区分を最大5つまで追加できます。追加した任意区分は社員分類や、給与・賞与データに履歴として保持し、各種帳票での条件や給与計算式の計算項目として利用できます。
通勤費支給設定
通勤費の定期支給を行えます。社員1人につき3種類まで支給方法を設定可能。支給の対象期間や隔月支給の設定も自由自在。通勤区分と支給額を非課税限度額表に照合して、通勤費の課税・非課税の内訳を自動計算します。
算定基礎届・月額変更届の作成時には、隔月のまとめ払いの場合でも、各月に割り振り計算を行います。
人事管理
各社員の家族構成、学歴、賞罰など、社員ごとに管理したい情報を登録し、簡易データベースを作成できます。
人事台帳・個別出力:出力項目を自由に設定し、様々な目的に活用できます。
家族登録:扶養者の詳細情報を登録・変更し、ワンタッチで社員登録の扶養者情報へ転送できます。指定社員・全社員への一括転送も可能で、さらに効率的に登録業務を行うことができます。
事業所情報登録[Super]
会社データとして登録する会社情報とは別に、複数の事業所の情報を登録できます。事業所ごとの社会保険事務や税務処理、明細書や帳票に出力する社名を事業所名とするなどの処理が行えます。
メインメニュー
『給与大臣』の基本は、キーボードのカーソルキーで項目を選んで決定キーを押すだけのカンタン操作。
もちろんマウスを使った操作や数値入力、Windowsプルダウンメニューなど、使いやすい方法で全ての項目をご利用いただけます。
マイメニューでさらに便利に:よく使う機能や、すぐに呼び出したい帳票など、任意でマイメニューに登録できます。『給与大臣』をさらに便利に、スピーディに活用できます。
給与明細書そのままの入力画面
給与明細書そのままの、実務に即した効率的な入力画面。直感的に操作でき、初心者でもすぐに使いこなせます。
選べる入力形式:支給明細書と同じイメージの明細書形式と、全社員を一度に入力できる表形式の2種類の入力方法をご用意。所得税や雇用保険の計算、各項目の集計はリアルタイムで行います。
再計算機能:項目の設定・計算式の変更を行った場合も、ワンタッチで最新の数値に更新できます。
締日指定入力:データ入力前に締日の指定を行うことで、該当社員のみのデータ入力が可能です。
社員マスターへジャンプ:給与計算中にワンタッチで社員マスターへジャンプできます。社員マスターでの設定確認・変更の際に便利な機能です。
代替休暇
平成22年4月の労働基準法の改正に対応し、月60時間を超える時間外労働の法定割増賃金率の引き上げ分の支払に代え、代替休暇を付与することが可能です。代替休暇付与数を計算する際の換算率や、付与した代替休暇を消化する期限、また残業手当の対象項目などを設定できます。
対象者判定
給与計算を行う際に見落としがちな、雇用保険や介護第2号被保険者の判定や、月額変更の対象者判定を自動的に行います。『給与大臣』での設定と判定結果が異なる場合、データ入力で社員確定後に警告メッセージを表示させたり、一括して判定を行い、そこから『給与大臣』の設定変更が可能です。また、介護保険の被保険者判定については、特定被保険者の判定にも対応しています。
『就業大臣』との勤怠データ連動
『就業大臣』を利用することにより、『就業大臣』から勤怠実績を取り込むことができます。
あらかじめ『給与大臣』の勤怠・補助項目と『就業大臣』の勤怠実績を、計算式を使って結び付けを行い、あとは毎月の給与計算時に、『就業大臣』の勤怠月と給与計算を行う給与月を指定するだけで自動的に勤怠実績を取り込み、給与計算まで行います。
省力化だけではなく転記ミス、集計ミスを防止します。
勤怠支給控除一覧表
指定月の支給・控除項目別の一覧表を出力します。入力したデータの確認などに使用します。表示させたい項目の設定や並び替えも自由自在。様々な用途でご活用いただけます。また、通常の一覧表の他、月別や累計での表示も可能です。
月別勤怠支給控除一覧表:月次の一覧表をご用意。社員の個別集計と複数集計を選択できるほか、出力項目の個別選択も可能です。
累計勤怠支給控除一覧表:指定期間内の累計一覧表もご用意しています。
銀行振込処理
銀行振込の際に必要な振込依頼書や銀行振込データを作成できます。
インターネットバンキング対応:インターネットを経由して、金融機関が提供する「インターネットバンキング」サービスを利用できます。このサービスでは、振込/振替/残高照会などの処理を事業所から行えます。金融機関ごとに定められている件数・金額制限も簡単に設定でき、それに沿ったファイルの分割も自動で行います。
※サービス内容は金融機関ごとに異なります。詳しくは各金融機関にお問い合わせください。
所得税徴収高計算書[Super]
徴収した所得税を計算し、所得税徴収高計算書(納付書)に転記するための資料を出力します。年末調整で発生した還付額の清算に対応し、次月以降への繰越清算も可能です。
住民税一覧表
市区町村ごとに住民税を集計し、住民税一覧表、住民税納付書を出力します。また、金融機関に提出する住民税納付依頼電子データの作成も可能です。
会社負担保険料一覧表
会社負担分の保険料(健康保険/厚生年金保険/雇用保険/児童手当拠出金など)の一覧表を作成します。保険料率の変更があった場合でも、過去に遡って各月の正しい会社負担保険料を集計できます。
金種一覧表
社員登録で社員ごとに設定した、現金支給分の金種一覧表を作成します。
算定基礎届
算定処理は、4〜6月に支払われた給与の基礎日数と算定基礎額を自動計算し、等級が算出されます。
あとはワンタッチ転送を行うだけで、等級の変更が社員マスターに反映されます。
支払基礎日数設定:給与区分ごとに支払基礎日数の算出方法を指定できます。
算定基礎届 年間比較一覧表:平成23年4月に追加された保険者算定となる要件や、実際に保険者算定の申し立てを行う際に必要となる集計を行うことができます。
月額変更届
月額変更処理は、昇(降)給月を含む3カ月間に支払われた給与の基礎日数と算定基礎額を自動計算し、等級が算出されます。
あとはワンタッチ転送を行うだけで、等級の変更が社員マスターに反映されます。
月額変更のタイミングは自動判定機能を使用して、メッセージダイアログを表示してのお知らせを行うことも可能です。
社会保険手続の電子申請
2020年4月より、健康保険・厚生年金保険・雇用保険など社会保険手続の電子申請が義務化されました。(資本金などが1億円超の法人が対象)
『給与大臣』では、下記の届書を収録したCD/DVD・電子申請用ファイルを作成できるほか、e-Gov[イーガブ]またはマイナポータル申請システムへダイレクトに電子申請することが可能です。
【健康保険・厚生年金保険】標準報酬月額算定基礎届/標準報酬月額変更届/賞与支払届/被扶養者(異動)届/国民年金第3号被保険者関係届/賞与不支給報告書(Superのみ)/資格取得届(Superのみ)/資格喪失届(Superのみ)
【雇用保険】(Superのみ)資格取得届/資格喪失届(離職票交付なし)/資格喪失届(離職票交付あり)/転勤届
【労働保険】(Superのみ)年度更新の申告
※「高年齢雇用継続給付支給申請」「育児休業給付支給申請」に関しては、『給与大臣』で対応していません。e-Govで直接入力・送信を行ってください。
労働保険計算書[Super]
各月の労働保険料算定基礎賃金を社員別に集計し、確定保険料の算定基礎賃金計算書を作成します。
これは労働保険料算定基礎賃金集計表を作成する際の資料になります。
また、雇用保険の役員兼務労働者、期間内の入退社日も集計できます。
労働保険料算定基礎賃金:社員ごとに労働保険料算定基礎賃金額、労働保険履歴の修正を行えます。
労働保険合計表[Super]
労働保険の年度更新の際に提出する労働保険概算・増加概算・確定保険料申告書に転記するための資料を出力できます。
労働保険料、労災保険料、雇用保険分の保険料算定基礎額、保険料率、保険料額を集計します。一般拠出金に対する各項目の集計も可能です。
労働保険の期別納付額表:確定保険料を算出するとともに、確定保険料と申告済概算保険料から過不足額を算出し、今年度納付額を計算します。延納(分割納付)での納付額の集計にも対応しています。
労働保険合計表(概算):本年分の確定保険料と翌年分の保険料率を基に、概算保険料データの集計を行います。
年末調整
先行入力、整合性チェック、自動判定など充実の機能を搭載しています。
年末調整先行入力:年末調整の計算前に下記の項目を先行入力できます。年末調整計算には1年分のデータが必要となりますが、保険控除証明書などの提出時に支払額の入力を行っておくことで業務の分散化を行い、入力漏れも未然に防止します。また、年末調整の計算の際には、先に入力したデータから保険料控除額などを自動計算します。
年末調整入力:年税額、過不足額を自動計算。過不足額の精算は、12月給与や最終賞与、または単独でも行えます。単独処理の場合、明細書や振込依頼書なども作成できます。また年末調整の計算時に、社員の性別や年間所得額から寡婦や勤労学生の対象者かどうかを自動で判定し、設定済みの情報との整合性をチェックする機能を搭載、計算ミスを防ぐことができます。
転送先項目設定:過不足額の清算を12月給与または最終賞与で行う際、それらの所得税で清算を行うか、所得税以外の控除項目で清算するかを選択できます。
小規模企業共済等掛金項目設定:給与・賞与から小規模企業共済等掛金を控除している場合、その社会保険控除項目を設定します。設定した項目の控除額が源泉徴収簿や源泉徴収票の内書きとして表示されます。
扶養控除等(異動)申告書
年末調整に必要となる給与所得者の扶養控除等(異動)申告書について、本年分と翌年分を出力できます。また出力項目の範囲選択も可能です。
申告書の作成業務を省力化し、記載ミスを防止できます。
年末調整チェックリスト
年末調整に関連する各種登録内容のチェックを行います。登録内容に誤りがある箇所は文字色を変えて表示し、修正箇所の確認が容易です。
計算済みの年末調整データのチェックも行うため、年末調整計算後に給与データを修正し、再計算を行っていないといったミスも防止します。また、複数社員を同時に確認でき、スムーズに業務を進行できます。
不整合ダイアログ:登録情報とチェック結果を比較し、登録に誤りのある項目を社員ごとに一覧できます。不整合の原因をわかりやすく表示するため、修正がカンタンです。
源泉徴収票 電子申告対応(eLTAX直接連携)[Super]
源泉徴収票および給与支払報告書の届出に関し、『給与大臣』からeLTAXへ直接接続して電子申告が行えます。
源泉徴収票 電子データ作成(提出用ファイル作成)
源泉徴収票および給与支払報告書を光ディスクなどで提出するための電子データを出力できます。
国税庁「年調ソフト」からのインポート対応
国税庁「年末調整控除申告書作成用ソフトウェア(年調ソフト)」が出力する申告書データをインポート可能。
手作業による検算や入力の手間を省き、年末調整担当者の業務負担を大きく軽減します。
有給休暇管理[Super]
社員個別の有給休暇管理を自動化します。前年度からの最大繰越可能日数、勤続年数、今回付与する日数等の基本設定を登録すると、有給休暇の年度更新を社員ごとに個別で自動計算します。時間単位での有給休暇取得や消化時間の管理も可能です。
給与データ入力の際、有給休暇更新日の到達をメッセージでお知らせします。
有給休暇予約:有給休暇を日数単位または時間単位で予約できます。予約を行うと[タイムカードデータ]または[給与データ]入力時に有給休暇データが自動設定されます。また、入力後には該当する有給休暇システムに消化数として自動で表示されます。社員の複数指定も可能で、取得予定日が同じ社員は一括対象指定での予約が行えます。
有給休暇設定[Super]
更新基準日、最大繰越日数、最大付与日数や付与日数表など、有給休暇管理に必要な基本情報を設定します。
1体系につき最大3種類まで有給休暇の管理を行えます。
平成22年4月の労働基準法の改正に対応し、年次有給休暇の取得は日数単位だけでなく1年に5日分を限度として時間単位で取得するための設定も可能。付与日数、消化日数を計算するための就労時間を社員ごとに入力でき、より細やかな有給休暇管理を実現しています。
遡及処理[Super]
社員の単価情報や、改定後の号俸等級表等の情報を登録するだけで、指定した給与や賞与に対する遡及差額を自動計算します。
遡及対象となる項目を指定できるほか、社会保険料や所得税の差額を計算します。計算した遡及差額は、通常の給与に含めることや、賞与として支給する以外にも、別明細として差額のみ単独支給することもできます。単独支給する場合には、明細書作成や銀行振込処理、金種一覧表の集計も可能です。また、遡及差額の計算結果は、年末調整や社会保険の処理にも正しく反映されます。
昇給シミュレーション[Super]
昇給後の計算式表項目・二次元表・社員マスター単価について、昇給前の登録および試算を行えます。昇給時にはその情報を転送し、実際の給与計算に使用できます。昇給前に一括して単価を入力するのが困難な場合や、昇給後のキャッシュフローの試算に役立ちます。
データ受入
CSV形式で、マスターや勤怠・支給データを受け入れ可能です。
「勤怠データのみ外部データを受け入れ、『給与大臣』にて給与計算」という運用スタイルも行えます。
受入項目や順序は個別に指定でき、他ソフトウェアやオフコンからの載せかえも簡単。各設定を登録することで、何度も設定する必要はありません。
さらに、Excelなどで作成された、生命保険料や個人年金保険料の支払額などのデータを受け入れることもできます。
データロック・パスワード
データロック機能:指定した給与月・賞与回・予備月のデータ登録・修正が行えないよう、手動または自動でロックをかけることができます。
暗証コード設定機能:給与データを参照・変更されないための暗証コードを設定できます。設定したコードを入力しない限り、そのデータを使用して『給与大臣』を起動できません。暗証コードは、管理者レベルと担当者レベルの2段階の設定が可能です。
グループメンバー設定/メニュー管理設定
グループを作成し、ユーザーまたは処理内容を分類できます。グループは追加、編集、削除、読込が可能です。さらに、メニューごとの処理レベルを制限できます。[フルアクセス/参照のみ/起動不可]の3段階に加えて、[カスタム]ではさらに詳細な設定が行えます。確認表の出力も可能です。
【例】給与計算担当者:月々の勤怠入力のみ
【例】給与計算責任者:勤怠入力/社員マスターの登録変更も可能
データ管理
社員限定:給与データの入力可能な範囲を、社員コード/所属から限定できます。所属している部署や拠点のみ入力するといった運用が可能です。
項目限定:入力可能な給与データ項目を限定できます。支店では勤怠項目のみ入力し、本店で給与計算を行う場合などに役立ちます。
データ設定
表示データを制限することで、「過去のデータから前期と今期のみ表示」「支店データのうち担当分データだけ表示」といった使い方が可能です。
ジョブ管理
利用状況をリアルタイムで監視。ネットワーク上の各クライアントの処理状況を一覧できます。
ログ管理
各ユーザーの処理履歴を保存して一覧可能です。不意の障害発生時、ログを調査することで原因究明の手がかりにできます。
大臣認証
Windowsアカウントとは別に、『大臣』上にユーザーアカウントを作成できます。『大臣』起動時に、ユーザー名/パスワードによる認証を行います。